顎関節症(TMD)/口腔顔面痛

顎関節症(TMD)/口腔顔面痛

口が開きにくい、あごが痛むなどの症状は、顎関節症(TMD)かもしれません。

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「顎関節症(TMD)とは痛みを伴う下顎の機能障害」
と定義されています。

かつて、TMDは誤った考えの下で治療が行なわれた時代がありました。
顎関節症(TMD)の原因が「咬み合わせ」にあるという耳鼻科医の推論が、歯科医師の間に流行し、やがて定説とされたのです。
歯を削ったりかぶせたり、盛んに口の中をいじることが治療だと歯科医師たちは信じていました。
やがてそれらが誤りであることが科学的に立証されていても、なかなか流行はおさまりません。
いまでも、歯列矯正や歯冠修復でTMDが治ると考えている歯科医師は、多いようです。

 

現在、TMDを口腔顔面痛(OFP:Orofacial pain)のひとつとしてとらえ、Bio-Psycho-Socialという複合的な要因で引き起こされる疾患だと考えることが推奨されています。
TMD治療は、歯科・口腔外科において過去10年で最も研究が進み、治療方法が進化した分野と言って良いでしょう。

 

 

顎関節症(TMD)/口腔顔面痛 の歯科医師に必要なスキル

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当然歯科医師は、それら最新の研究や新しいコンセンサスをふまえたTMDの診断法や治療法を身につけていかなくてはなりません。
近年、TMD治療のスペシャリストである米国口腔顔面痛学会(AAOP)の日本人認定医たちが、一人でも多くのTMD診断医治療医を育てようと、日本国内で必死の努力を続けています。
しかしながら、彼ら(女性1人)は、日本に10万人近くいる歯科医師の中のわずか数人であるため、彼らの存在すら知らない医師や歯科医師が、未だに自らの経験や誤った事実認識をもとに、非科学的な治療法を施しているのが日本の現状です。

 

当院の顎関節症(TMD)治療は、国際的に認知されている最新の治療ガイドラインに基づいた治療を原則としています。
また、高次医療機関への紹介も行なっています。

TMD症状のほとんどが、1ヶ月程度の治療で、問題がない程度にまで改善します。
TMDは長びくと病態が複雑化し、治療も長期にわたることがあります。
少しでも気になる症状があれば、できるだけ早い時点での受診をお勧めします。

あご、口、顔の痛み専門外来開設のお知らせ

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あごと口と顔の痛み専門外来を開設します。

担当は現在、慶應義塾大学病院歯科口腔外科専任講師の和嶋浩一先生です。

 

和嶋先生は、顎関節症や口腔顔面痛分野で日本の第一人者と言われる歯科医師です。日本口腔顔面痛学会と日本顎関節学会の理事で、アジア口腔顔面痛学会のプレジデントでもあります。

症状が悪化する前に、お気軽にご相談ください。( TEL:03-3478-5248 )

顎関節症の自己チェック

まったく自覚症状がないという人でも顎関節症がひそんでいる可能性があります。いったんおこってしまうと長引かせて治りにくくする要因でもあります。自己チェックしてみましょう。

顎関節症の発症に関わる生活習慣 (該当する数が多い方ほど要チェックです)

☑  「歯ぎしりをしている」といわれる(いわれた)

 

☑  起床時、日中、気がつくと歯をくいしばっている

 

☑  食事のときは、いつも片側(決まった側)でかむ

 

☑  神経質な面がある

 

☑  仕事や家庭で、ストレスを感じることが多い

 

☑  夜、寝付きが悪い。ぐっすり眠れない


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